ナナウィンド[NanaWind] Official Web Site

Event_Community

開発室でのちょっとした出来事からゲームに関するアレやコレまで、 なんでもスクープしちゃうこのコーナー。 うさぽぽランドからやって来たちょっとおかしな２人（？）が、 ナナウィンドを隅から隅までご案内いたします♪





第四回 「看板娘入れ替え……か！？」




	「はぁ……つ、疲れた～……」
	「ぽ……」
	「コミックマーケットは、全国から沢山の方々が来られるイベントですからね。初参加だとなおさら大変かもしれません……」
	「でも、おかげで三日間、ブースも盛況だったようで感謝致しますわ♪」
	「来てくれた人も、ありがとうね～♪」
	「ええ。なにより無事に終えられたのは、遊びに来てくれたみなさんのおかげですもの」
	「本当にありがとうございました！」
	「ぽ～！」
	「……私を置きざりにして、当然のように話が進んでるわね……。ここを誰のコーナーだと思ってるのよ」
	「ぽ」
	「もっと自分をアピールすれば、ですって？　ふぅ……もういいわよ。疲れてそんな気力もない」
	「ぽ……（投げやりになってきてるぽ……）」
	「なにはともあれ、これで夏の忙しさも一段落かしら」
	「ほんと！？　じゃあ残りの夏休み、明斗とたくさん遊べるね～♪」
	「あこちゃん、その前にちゃんと夏休みの宿題は終わらせたんですの？」
	「………………」
	「目をそらさない」
	「まぁまぁ、ほのかちゃん」
	「……でも、あこさんの言う通りせっかくですし……、みんなで遊びに行きたいですよね」
	「ふっふっふ。そんな悠長なことを言っている余裕が、果たしてあるかな～？」
	「なによなによ。また知らない人が来たわ……」
	「あ、響さん。こんにちは。それってどういうことですか？」
	「単刀直入に言うわよ」
	「私たちは今、ヒロインの座を狙われている！」
	「ぽ……（さり気なく自分もヒロイン枠に入れてるぽ……）」
	「これを見て！　私が入手したスクープよ！」
	「しんさくぴーしーげーむ、しどう……？」
	「これは……」
	「そう。新しいゲームの開発が進んでいるということは、これからはそっちばっかりが取り上げられるの、きっと！」
	「私たちはもう過去の女！　徐々に出番を減らされて、いつしかこのコーナーに出ることさえままならなくなってしまうんだわ！　そうに違いない、私の新聞部のカンがそう告げている！」
	「響、さすがにそれは考え過ぎじゃあ……」
	「もし出番が減れば当然くーの出番も無くなる……。私の自慢の妹が、もう日の目を見ることもなくなるのよ！……あ。でもそうなればある意味、私がくーを独り占めできるわけで、それはそれでアリなのかも……」
	「聞いてないし……」
	「これだわっ！」
	「び、びっくりした！　……そういえばいたんですよね、黒うさ子さん」
	「そうよ、私の目的は元々あの事務所で起きている事実の調査！　この新作の秘密を暴く事が私の本分。そうすればきっとお兄様にも認めて貰える！！」
	「よ～し、こんなところでイベントお疲れさま会に付き合っている場合じゃないわ！　行くわよ、黒うさぽ！」
	「ぽ～！（とりあえずやる気になったみたいで、良かったぽ！）」
第三回「黒うさこ降板の危機！？」